モノは盗まずカード情報を盗む空き巣が多発?
-スキミングによる被害、深刻化。-
引用:東京新聞99/09/03他



スキミング- カード情報の不正な読み取り

東京都や埼玉県では、部屋が荒らされたものの何も盗まれない、という奇妙な空き巣事件が 多発している。関係者の話では、携帯のカードリーダーを持ち込んだ犯人が、家にあった カードの情報だけを盗み、カードを偽造、本人の知らない間に外で不正使用したようだ。

都内の男性。
買った覚えのないパソコンの代金がカード会社から請求される。 男性はカードはほとんど使わないが、たまたま数日前にあるお店でカードを 使って買い物をしていた。

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スキミングの手口と現状

スキミングの機械は町で売っているのだ。
老朽化した銀行やカード会社、消費者金融のカードを読み取る機械(CD,ATM)が、産業廃棄物とはならず、 秋葉原などの電気街に部品が出回っている。
知識があるマニアならパソコンにつないでカード読み取り機 に仕立てることができるという。

スキミング犯罪の裏には国際的な犯罪組織がちらつく。
昨年1月には大阪で外国人によるカード偽造集団が逮捕され、今春アジア人が450枚ものカード 原板を持ち込もうとして摘発されている。
世界各地で店員になりすましたメンバーがカード情報を盗み取り、香港に送り込む。マカオで 作った原板を日本に持ち込んで仕上げ、不正に町で使用される。

今までは海外に旅行した観光客がスキミングの被害者になる場合がほとんどだったが、 最近は上のように国内での被害が出始めている。

さらに、クレジットカードでの被害は保険が適用されるが、最近急増しているデビッドカードで 被害に遭った場合は保険の適用がなく利用者が直接被害者となる。
欧米では、デビッドカード用の不正利用感知システムが導入されているが、日本の銀行で同システムを 導入しているところはなく、偽造犯罪への危機感が全く無いに等しい。



対策

カード会社では不正利用感知ソフトの導入をしている。利用者がカードを使うと信用照会端末を 通して人工知能が不正使用の確率をはじき出す。閉店間際に同じような家電製品を大量に 買い込むなど、普段と違う買い物をすると危険度が高くなる仕組み。
しかし、現場で直接犯罪をくい止めることにはなりそうにない....。


現状では、金融機関やカード会社の犯罪防止対策が後手にまわっている感があります。 とりあえず、家にカードを置きっぱなしにせず身につけて置いたほうがいいようです。 持ち歩くカードも枚数を絞ったほうが賢明か?
私もそうですが、カードの利用明細はしっかりチエックし、少しでも不審な点があったら すぐカード会社に連絡することが大切なようです。 .



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