偽造カードの被害急増。
米ビザとマスター、日本政府に法整備の要請。
引用:日本経済新聞99/10/30



個人情報を盗み取り偽造したクレジットカードが国内に出回り、被害が続出している。 推計では、今年1〜9月の被害額は昨年1年間の被害額の3.5倍の約91億円。 カード偽造に関する日本の法整備の隙間が明らかに狙われている。
危機感を持った米ビザインターナショナルと米マスターインターナショナルは、日本政府に 偽造カードを包括的に取り締まる法律の整備を要請した。


主要国の偽造カード取締法
アメリカ.
カード情報の搾取1年以下の懲役、罰金
偽造カードの製造15年以下の懲役、罰金
偽造カード所持10年以下の懲役、罰金

イギリス.
カード情報の搾取5年以下の懲役
偽造カードの製造10年以下の懲役
偽造カード所持2年以下の懲役

ドイツ.
カード情報の搾取5年以下の懲役
偽造カードの製造10年以下の懲役
偽造カード所持10年以下の懲役

日本.
カード情報の搾取なし
偽造カードの製造5年以下の懲役、罰金(電磁的情報記録不正作出)、3ヶ月〜5年の懲役(有印私文書偽造)
偽造カード所持なし

日本クレジットカード協会調べ


最新の手口
香港のクレジットカード偽造集団は世界中でレストランやホテルの従業員などに なりすまし、客が手渡したクレジットカードを手のひらに収まる機械にかけてカードの磁気情報を 盗み取る。


日本の高級料亭では休店日に犯罪集団が忍び込み、レジのカード照会端末に磁気情報を盗み取る 機械を取り付け、後日さりげなく回収した事例も発生している。
摘発された犯罪グループの自白の中にも、
『日本では、カードの筆跡と違っても本人確認はまずされない。』 『日本語がわからないふりをすれば怪しまれない。』といった教育を犯罪組織から受けたというもの もいるという。


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