通帳盗難で預金800万円被害、最高裁が銀行に返還命令
-通帳+暗証番号で引き出し可能、銀行の注意義務が争点-
-引用:読売新聞2003/04/08-
盗まれた通帳を使われ、現金自動預け払い機(ATM)から預金を引き出された福岡市内の男性が、
被害にあった約800万円を返還するよう親和銀行に求めていた訴訟の上告審判決が8日、
最高裁第3小法廷であった。
裁判長は、
『銀行は通帳と暗証番号を使ってATMで預金を下ろせることを預金者に明示しておらず、
注意義務を尽くしていたとは言えない。』と述べ、
男性側の請求を棄却した1、2審判決を破棄し、
銀行側に約800万円を返還するよう命じた。
男性の逆転勝訴が確定した。
判決によると男性は1999年11月に自分の乗用車を盗まれ、
2日後、何者かが車内にあった男性の同銀行の預金通帳を使い、
計約800万円を引き出した。
※同銀行はATMに暗証番号を入力すれば通帳だけで預金を引き出せるシステムを採用しており、
男性は自分の車のナンバーを暗証番号にしていた。
訴訟では銀行側の過失の有無が争点となり、
1、2審は『暗証番号を使うシステムでは、盗難通帳で預金を引き出せる可能性は著しく低く、
銀行に過失があったとまでは言えない。』とした。
これに対し、
第3小法廷は『銀行は通帳でもATMから預金を引き出せる仕組みを預金者に示す文書などに
記していなかった。』と銀行側に厳しい判断を示した。
関連ページ
空き巣被害にあったら!被害届などの対処法とチエックポイント
もし事務所荒らし被害に遭ってしまった時の対処法とチエックポイント
一戸建て住宅の防犯対策と空き巣の手口、防犯体験談
マンションやアパート賃貸住宅の防犯対策と空き巣の手口
事務所荒らしの手口と防犯対策
店舗、お店の防犯対策と事務所荒らしの手口
|
|
防犯カメラとは?録画装置デジタルビデオレコーダーの機種の選び方
店舗や住宅に設置する防犯カメラと録画装置の接続方法。
カメラが目の届かない場所、セキュリティ上、気になる場所を目がカバーします。
事務所、工場、店舗、倉庫や作業上など様々な場所に利用されるようになりました。
あなたのニーズにマッチした防犯カメラは?
簡単な映像録画蔵置(デジタルビデオレコーダー)の使い方。
|
|
|
|
|
独居老人世帯、一人暮らし高齢者世帯向け安否確認システム
ご高齢者の一人暮らし、独居老人の安否確認に。
トイレの扉に取り付けたドアセンサーや、モーションセンサー(赤外線センサー)が、
定期的に作動しているかどうかをシステムが自動的に確認します。
自動的に居住者の安否を確認します。
長期間、センサーが作動しなかった場合、 異常事態と認識し、外部へ自動通報します。
月々の管理費用の要らない安否確認システムをご紹介します。
|
|
|
|
|
住宅用火災警報器
改正消防法が交付され2006年からすべての住宅、アパート、共同住宅に火災報知器の設置が義務付けられました。
戸建住宅、店舗併用住宅、共同住宅、寄宿舎など全ての住宅が対象です。
ただし、すでに自動火災報知設備やスプリンクラー設備が設置されている場合は、
住宅用火災警報器等の設置が免除される場合があります。
住宅用火災警報器-感知部、警報部等が一体となった単体タイプの警報器で、火災を感知した火災警報器だけが警報音を出します。
|
|
|
|
|
|