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仙台市の戸籍偽造事件は、今年8月、養子縁組届けに記載された女性の名前に誤りがあり、 区役所の職員が本人に問い合わせた際に発覚、届け出は本人の女性が知らないうちに提出 されたものとわかった。 これ以後の調査で、他の区役所にも偽婚姻届2件、偽転出届8件が出されていたことが判明、 宮城県警は犯人グループのメンバーを逮捕。 偽造の目的は、盗難車の登録名義を変え、転売するためのものだった。
通常の養子縁組や婚姻届による戸籍の変更は、届出書や戸籍謄本などの必要書類さえ 揃っていれば受理される。本人の意思確認などは行われず、第三者であっても手続きする事が 可能。 今回の事件後、仙台市は養子縁組、婚姻届など人の身分変更にかかわる20項目に限って、 1.届けの持参者に運転免許証やパスポートなど、公的機関発行の写真入り身分証明書を 提示させる。 2.身分証がなかったり、提示を拒否されたりした場合は、戸籍の変更を届け出の名義人に 郵便で通知する。 ことを決め、10月16日からスタートさせた。
しかし、勝手に戸籍を変更された被害者には重大な問題が残されている。 戸籍変更の訂正である。 訂正には家庭裁判所の手続きが必要で、しかも、受理と訂正の記録は戸籍に残ってしまう。 このため、偽の婚姻届であっても、戸籍上は『1度婚姻し、その後婚姻は無効となった、』と 記載され、被害者によっては深刻な影響を受けることになる。 仙台市の事件で婚姻届を偽造され、仙台家裁に婚姻届無効を申し立てた女子大生も、 『今の法制度はおかしい。納得できない。』と訴える。 関連ページ 戸籍本人確認、写真付き身分証明書提示を求める いろいろな安全対策INDEX
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