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携帯電話の紛失が増える中、拾った電話を悪用する事件が相次いでいる。 登録してある電話番号やメールアドレスを流用したり、本人になりすまして 高額なサービスを使ったり...。 携帯電話を万が一紛失した場合、迅速な対応が必要。
都内の女性が電車の中で携帯電話を紛失した。 翌日未明、自宅に知らない男性から電話がかかってきた。 『今から取りに来いよ。』という。そして電話に登録してあった友達の名前を挙げながら、 『どんな人?』と聞いてくる。 その後数日間、友達のところに不審な電話が相次いだ。 埼玉県の女性は昨年、携帯電話を紛失。その日の夜、自宅に無言電話がかかり、友人にも同様の 電話がかかった。 この女性は2日後、新しい携帯電話を購入した。電話番号や電話に登録されているメールアドレスは 以前のままだった。すると今度は何人かの男性から交際を求めるメールが入り始めた。 出会い系サイトに、男性の友人を募集している、という掲示が誰かに出されていたのだ。 書き込みは紛失した携帯電話に登録されていたメールアドレスが使われていた。 ツーショットダイヤルと呼ばれる高額な電話サービスを利用され、金銭的な被害を受ける ケースも少なくない。 ツーショットダイヤルとは電話を通じて異性を紹介するサービス。利用者が業者に電話をすると、 コンピューターを使って無作為にだれか異性の登録会員につなぐ。トラブルは、 携帯電話を拾った第三者が勝手に暗証番号を作って登録し、本人になりすましてサービスを 利用することなどで起きている。 紛失した本人には買い換えた同じ番号の携帯に、業者から数万円に及ぶ利用料を請求する電話が かかってくる仕組み。 最近は、携帯電話の番号さえわかれば名簿業者などを使って住所を突き止めることができるそうで、 自宅に直接請求書が郵送されてくる場合もある。
携帯電話の紛失件数について一部の地域を除いて全国の統計はない。 しかし、東京都の場合、警視庁に寄せられた届け出件数は昨年1年間で約8万3900件。 前年に比べて15%増え、現金、財布などに次ぐ5番目だった。 もし携帯電話を紛失した場合には、すぐに電話会社に連絡をして利用停止にすること。 そして警察に必ず遺失届けを出すこと。 万が一、トラブルに巻き込まれたときは、紛失した証拠になる。 関連リンク いろいろな安全対策INDEX
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